

〒999-0214
山形県東置賜郡川西町吉田3346

about
Our Benidaizu
紅大豆について
川西町では昔からの伝統料理として赤い大豆を煮豆に
して食してきました。しかし、この赤豆は量産される
こともなく、数件の農家が自家用として栽培するだけ
となっていました。
紅大豆が誕生したきっかけは、とある「大豆料理
コンテスト」です。「赤豆の煮豆」を披露した
女性がいました。
そこで平成14年、赤豆に着目した老舗とうふ店
「仁藤商店」や南陽市の「の川や(野川食品)」
などの協力をえて農家の生産現場と事業者の販売現場
が連携しあい、活動が始まりました。
そして山形県をイメージする「紅花」をヒントに、
「紅大豆」と名づけられました。
その後「紅大豆」は川西町の登録商標となりました(平成21年10月23日登録第5274437号)。
川西町産のみが「紅大豆」の名前を使用できます。
紅大豆は地大豆(在来種ともいう)のひとつ。
人間の手によって品種改良され、栽培しやすくした
品種を「栽培種/奨励品種」と呼びますが、その逆です。
栽培しやすく改良されていないため、収穫量が少なく、
倒れやすかったり、暑さ寒さに弱かったり、機械選別
できなかったり、農家泣かせの品種も多くあり、絶滅の
危機にさらされている地大豆も多くあります。
しかしながら、見た目や味がインパクトがあり、独特の
コクがあったりと、一般的に出回っている大豆より美味し
かったりします。
一度は絶滅しかかった紅大豆、今後は絶やさないように
大事に守っていこうと思います。


まめのあるまち かわにし
about

Our Town
川西町は山形県の南部に位置します。典型的な盆地性気候の
おかげで四季の変化がはっきりしており、夏の暑さと豊富な
雪解け水、先人の知恵、肥沃な大地が揃った良質な紅大豆の
生産適地なのです。
紅大豆はもともと生産量が一般的な大豆よりも少ないため、
全国的に見ても本格栽培を行う地域はとても珍しく、現在も
希少性の高い大豆と言えます。また本格的な栽培を始めたの
は川西町が最初だと言われています。